ジョナサンの羽根

人生の半ば途中で、嵐に遭遇してしまう                                                   もう一度、晴れ渡る空めざし。。。ウロウロ迷走飛行中~

愛子さん、ありがとう

汐見先生を偲ぶ会のことを書こうと思っていた矢先、訃報が入った
由良町の風力発電被害者の方が亡くなられたのだ

偲ぶ会で会えるかなと思っていたのだけど、当日、会場で見かけず
忙しいのかな?と気にもしなかった、と言うのも

彼女は被害に苦しみながらも、この被害を黙っていてはいけないと
自分の被害を訴えることで、この被害の真実を世間に広めておこうと常日頃から頑張られていた
つい最近では北海道で行なわれた風力発電の集まりに参加しておられたはずで
活動を広めていた矢先だった

各地にいる風力発電の被害者同士が、繋がりあえるように
風力に限らず、エコ機器被害等の同じ低周波音被害者同士が
垣根を越えて繋がれるように
被害者の多くは、皆、このようになれるように行動してると思うのだが
まさに、彼女もそのうちの一人であった
そして現実に、そうなることが目前にやってきてもう少しで叶うって時に
ふっと命の火が消えてしまったのだ

短い間に、多くのことを皆に残してくれたこと、思いだすよ
彼女のお蔭で風車の建設が止まったと感謝してる土地が人達がいるよ
由良で被害に遭っていることを正々堂々と必死で訴えていたこと
「自分と同じ苦しみを感じる人が1人もでないようにしたい」
「被害を訴え周知するためなら、どこでも話をしに行く」

同じ風力発電の被害者に勇気と力を与え、支えた被害当事者は、
私の知るところ彼女だけ、一番影響力があったね


涙になるようなことは、書くのは辞めておこうと思う
何故なら、彼女は、朗らかで、明るく、楽しい人で
会う時は、いつも笑顔でいてくれたのだから
苦しい苦しい中にいたのにも関わらず

小さな身体でも、大きなパワーを秘めているように感じる人で
一生懸命に勉強していたのだと思う、拙くても、物事を的確に言っていた
そして物知りだった、こちらが勉強させてもらっていた

「正しい発言をするためには、正しい知識を持たなければいけない」
汐見先生の言っていた通りのこと、それを、彼女はしっかりと守っていた

でも、今思えば、小さな身体で被害に遭うのはとてもとても辛かったのだと思う

思い返すと、自分はいつも励まされていたが
そんな自分は彼女を励ますことができていたのか、というと
どんなこと語り、話かけたのか、全然、思い出せない
自分に幻滅、苦痛と後悔に苦しめられる

以前読んだ小説の中に
別れ際の挨拶、多くの人は「さようなら」を口にするが、
それが永遠の別れの「さようなら」になるとは、思っていない
だから、「さよなら、またね」と多くの人は言うの。。。
というようなことが書かれていた

たぶん、私もその一人になってしまった
「さようなら」。。。「またね」
でも、もう、「またね」、は永遠にやってこない


過去に、何度か彼女から私宛ての手紙と、はがきが届いた
そこにはラスト、「さよなら、またね」ではなく
いつも感謝と、私の身体を気遣う言葉で締めくくられていた
大事なこと、モノ、人との接し方をわかっている人だった

今日は、どこで何をしていても、一日中、彼女の事を考えていた
様々なことに、悔しい気持ちが沸き起こり、今も胸がつぶれそうだ

でも笑顔と、かけてくれた言葉を思いだし
負けちゃいけないと、自分に言い聞かす

彼女が望んでいたこと
「みんなが、一緒になって、やれたら・・」
これが彼女の願い、強い思い
いつか必ず、そうなるように、残された私達は引き続き頑張っていきます
望んでいたこと、力を合わせて成し遂げたいと思います
だから安心して下さい





弔電は苦手だから、私流で最後のご挨拶を

Dear愛子様

汐見先生を偲ぶ会の前日に調子が悪くなったと後から聞きました
だから、当日欠席になったと。。。
でも、きっとお世話になった先生に、最後の公害教室に、
貴女は、どうしても参加したかったのではないの?
でも、それが出来なかったくらい身体が苦しかったのね、気づけずにごめんなさい。

律儀な貴女のことだから、いたたまれず、その日のうちに、先生のとこへ、
天国まで、貴方は謝りに行ってしまったのではないの?
そこで、懐かしい話で、お二人で盛り上がり、こちらに帰れなくなったのでしょう
貴女との会話はいつも時間が足りないほど楽しかったものね

戻らなくても汐見先生はきっと怒らなかったのでしょう、優しい方だったもの
どれだけ、力を振り絞って頑張ってきたか、先生も、誰もが皆知ってるから、
誰もが感謝してるから。。。

でも、ちょっとだけ、不満だよ。。。
静かに、誰にも告げずに、先に先生のとこへ行くなんて、寂しくて胸が痛くて少し泣いてしまったよ

待っててね、闘って、闘って、ずっと後から、そちらへ行きますから
きっと果たせなかった夢を誰かが叶えるよ、それを土産に会いたいですね
だから私は、また会う日まで、今まで通り、仲間と一緒に前向いて元気に進んでまいります。
愛子さん、ありがとう、これからしばらくの間は、心の中で、お会いしましょう


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